合唱

ピアノを習う小学生以下の生徒さんに必ず一度は通ってもらう合唱です。小3の菜摘ちゃん、小2の翔太くん、年長さ

んの真依ちゃんの3人が挑戦です。

今年は保育志望の大学生土橋さんと中2の珠早希ちゃんの伴奏で「ミッキーマウス・マーチ」「小さな世界」「聖しこの

夜」の3曲に挑戦しました。元気いっぱいお腹から声を出してみましょう♪

連弾

  　

中学生の二人が挑戦しました。時間不足があって講師との連弾です。

中2の珠早希ちゃんはモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」とブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」に

同じく中2の夏樹くんはドヴォルザークの新世界から「家路」と「終楽章より」の2曲に挑戦しました。

今年は各自のソロだけでなく2重唱を中心としたモーツァルトのオペラからアンサンブルを芝居をつけて歌うことに挑戦

です。声楽のレッスンを始めて1年〜2年の生徒さんたちには初めての体験であったと思いますが、9月の音楽稽古

からスタートして毎週の立ち稽古に目を白黒しながらも全員が本当に良く頑張ってくれました。

魔笛〜童子の3重唱

      

パパゲーノ役で助演をお願いしていた大学生がお休みになったため急遽助演で中2の夏樹くんがお手伝いしてくれま

した。今回高校生だけでは大変だったので講師と同じ教授の門下生である京都芸大１回生の岩淵葵さんに童子1で

お手伝いして頂きました。彼女もオペラは初体験でしたが本当に良く頑張って高校生を引っ張ってくれました。

高校生２人はまったく初体験の事ばかりの上にドイツ語に挑戦だったので目を白黒させながらも最後まで頑張りまし

た。

ドン・ジョヴァンニ〜手を取り合って

     

良く知られたツェルリーナ（ゼルリーナ）とジョヴァンニの2重唱です。単なる愛の2重唱ではない心理劇をオペラ初体
験の竹内さんと坂田さんが熱演してくれました。

フィガロの結婚〜開けてよ早く！

     

大学で声楽を専攻する２回生の横田さんのスザンナと岩淵さんのケルビーノのスピードと緊迫感に溢れた2重唱で

す。短い楽曲ですが大変な曲です。お疲れ様でした。

フィガロの結婚〜手紙の2重唱

    

大学で声楽を専攻する4回生の戸高さんの伯爵夫人と演劇を志す大学4回生の豊田さんのスザンナの美しい2重唱

です。単に美しい2重唱なのではなくモーツァルトならではの深い考察と心理劇を踏まえての面白い2重唱になったと

思います。

コジ・ファン・トゥッテ〜妹よ見てごらん

     

ミュージカルを志す塩田さんのフィオルディリージとオペラ初体験の梅岡さんのドラベッラの恋人自慢の2重唱です。

モーツァルトのオペラの中でも音楽的に完成度の高い作品でアンサンブルのウェイトが高いので歌うのは中々大変な

のですが良く頑張ってくれました。

コジ・ファン・トゥッテ〜女も15になれば

     

前述の横田さんの女中デスピーナの歌う処世術の歌が2幕のアリアです。芝居をつけて歌うのは大変な曲なのです
がコミカルに歌い演じてくれました。そしてそれに振り回される芝居の姉妹も良く動いてくれました。

コジ・ファン・トゥッテ〜どちらかと言えば…

     

デスピーナのアリアの続きの2重唱です。とても長大なレチタティーヴォをどう処理するのかが見せ場になります。

オペラ初体験の大学生山口さんのドラベッラと戸��さんのフィオルディリージが本当に良く頑張ってくれました。

今回の演出では単に歌うのではなく、舞台上で着替えをしたり色々動く事をやってみましたがコミカルに楽しく音楽を

作り上げてくれました。3人とも本当にお疲れ様でした。

合唱〜アヴェ・ヴェルム・コルプス

     

プログラムの最後はモーツァルトイヤーにふさわしく声楽レッスン生全員による合唱です。

良く知られた楽曲ですが歌うとなると音楽的にも深い考察の必要な曲目です。

そしてここまで全ての重唱の伴奏を頑張ってくれたのが、声楽レッスン生ですが大学ではピアノ専攻の冨士枝直美さ

んが初めてのオペラ伴奏に挑戦してみんなを引っ張ってくれました。ただの伴奏でなくレチタティーヴォと言う特殊な

もの、オペラの伴奏がオーケストラの役割をすると言う事を考えながらだったので大変だったと思いますが良く頑張っ

てくれました。良き伴奏者に育ってくれる事を心より願っています。

…声楽のレッスンも熱を入れてくれるとなお嬉しいのですがｗ

そしてここの写真には写っていませんが、全員のソロ曲の伴奏をして下さった吉田直子さんに心より感謝いたしま
す。いつも講師がソロで歌う時にお世話になっているのですが、この人数を1人で一気に弾かれてお疲れさまでした。

m(__＿)m